鴻朧館
游月山荘

有馬温泉 月光園便り

有馬温泉 月光園よりお得な情報をお伝えします。

意外と知らない?”和食のマナー”

皆様、こんにちは!
有馬温泉 月光園の藤田でございます。

先日2103年12月4日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に申請していた
「和食」の登録が正式に決定いたしました!
日本人として、普段気軽に食べている「和食」。
こうして世界に認められたのは一日本人として素直に嬉しく感じますね!
この機会に、和食文化について調べてみたところ、意外と知らない”和食のマナー”があることを知りました。

(1)手をお皿のようにして食べる“手皿”
丁寧な仕草と思っていたんですが、実はマナー違反だったようです(゜o゜;

(2)料理を歯でかみ切る
なんでも、歯型のついた料理を器に戻すのがNGらしいです。
1口で食べるか、1口大に箸で切って食べるか。
どうしても器に戻したい場合は2~3口かじって歯形を消すようにするとのこと。なるほど。

(3)しょうゆにわさびなどの薬味を溶かす
これもNGなんですか!?
薬味はお刺身など、口に運ぶものの上に少量のせて頂くのがマナーだそうです。

(4)食べ終わった椀物のふたを逆さまにして重ねる
ふたはそのまま閉じるのが正解!
逆さまにすると、フタを傷つける可能性があるのでNGのようです。

(5)椀物に入った貝の殻をふたの上や別のお皿によける
椀物の中の貝は身だけを食べ、殻はそのまま椀の中に残していただくのが正解。
椀物は出てきた時と同じ状態にしておくのがベストですね!

(6)器を持ち上げてから箸を取る
うう、ついやってしまいがちです…。
まず器を持ち上げてから箸を取るようにし、別の器に持ち変えるときも、
いったん箸を置いてから器をもつようにするのが正解。

(7)迷い箸・空箸・移り箸
どの料理にしようかあちこち迷ったり、一旦箸を付けて止める(迷い箸・空箸・移り箸)はNG。
これと決めたら迷わず一直線にいきましょう。迷いは禁物!

(8)渡し箸
食事の途中で器の上に箸を置くの、ついやってしまいます。
これも「渡し箸」といって、「食事はもういりません」という意思表示になってしまうそうな。
箸を休めるときは箸置きに。箸置きがなければ箸袋を結んで作るか盆などの縁にかけると◎。

(9)取り箸
食事を取り分ける時、良かれと思って箸の上の方を使ったりしますよね。。
お箸の上の方は手で持っていた場所なので、きれいではないとされているそうです。
お店の人に取り箸をお願いするか、「じか箸で失礼します」と言って、そのまま自分のお箸を使うのが、正しいマナー!

(10)あげ箸
箸で持った食べ物は口の高さより上にあげないのがマナー。
他にも、箸先から汁をたらしながら口に運ぶ「涙箸」、刺して食べる「刺し箸」もNG。
箸の使い方ひとつで、色々なマナーがありますね!

皆様はどのくらいご存知でしたか?
日本人でもなかなか知らない”和食のマナー”。
この機会に、ちょっと気をつけてみようかな、なんて思いました。

もちろん楽しく食べること、
作ってくれた人への感謝の気持ちを大切にすることも立派なマナーの一つですね(^^♪

平成25年12月17日(火) 
月光園 藤田

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