鴻朧館
游月山荘

有馬温泉 月光園便り

有馬温泉 月光園よりお得な情報をお伝えします。

今日は“雨水”の日です。

今日はお天気もよく、ロビーからちょっと遠くに見える山の上のほうに残っていた雪が減ってきているように感じました。

指先が痛いほどの寒さが緩み、陽光に照らされた木々の枝先が仄かに赤く色付いてきているように見えたのは遠目からだったからでしょうか。

そんな今日、2月19日は二十四節気の中の“雨水(うすい)”という日にあたります。

暦上は『空から降るものが雪から雨に変わり、雪が溶け始めるころ』とされ、『陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となればなり』という言葉が暦便覧に記されているそうです。

便覧というと、学生時代に使っていたフルカラーの国語便覧や社会科の資料集が思い浮かびますが、おそらくそのように季節や気候について詳しく書かれたものでしょう。

しかし、なるほど私が今朝から寒さが緩くなったなどを感じていたのは暦の上に沿った所だったようです。

・・・お天気さんが罠を張っていなければ。

昔は濃厚の準備を始める目安となっていたというこの雨水の日。
暦がどれほど昔から人々の生活に密接しているか。
また、その時々の季節がおおよそちゃんとこの暦に沿っていることから、
世界中のあちこちで暦を作った人々は本当にすごいですね!

色々な計算法や考え方でできた暦。
今ではカレンダーに使われている太陽暦のひとつ、グレゴリオ暦が主流だそうです。しかし、世界には現在もこのグレゴリオ暦ではない暦で生活されている所もあると以前テレビで見たことがあります。暦が違うので、そちらの国では今2008年ではないはずです。
2008年というのはあくまで西暦、グレゴリオ暦にのっとったものですので、計算方法と基準点が異なる暦との差異があるのは納得できるもの。
当時は若干のカルチャーショックを受け、非常に楽しくなった私でした。

もう2月も残り僅かとなってきて、3月に手が届きそう。
桜ももうすぐだと思うと、ウキウキしてしまいますね!

春をお楽しみいただくプランも随時発売してまいりますので、どうぞお楽しみに♪

平成20年2月19日(火)
有馬温泉月光園 岡本