白い結晶と赤湯のパイプ


今日の月光園便りは有馬の赤湯(金泉)とそれを運ぶパイプについてのお話しです。

有馬町内にある有馬小学校には赤湯を運んだパイプが保存してあります。
今回、有馬小学校さんにご協力いただき、取材させて頂きました。

写真のパイプですが、中に白いものが詰まっています。
これは赤湯の成分が結晶化したものなんですね。
赤湯に含まれる鉄などの物質、これは湯の中に溶け込んでいるのではなくて混ざっている状態、つまりは混合物の状態にあります。
このため、パイプの中でそれらの成分は沈殿したり、パイプ中に残った成分と結合して詰まってしまいます。
ですので赤湯のパイプの寿命は短く、5年程度で交換する必要があります。

パイプを手にとって見てみると、中に成分がこびりついている様子がよく分かります。
ずっしりと思いのですが、パイプそのものの重さよりも中の成分の重さの方が大きい感じです。

鉄分がパイプ中に沈殿してしまうということは、逆に言えば赤湯の成分が薄まってしまう前にお風呂に給湯するためにはパイプを短くする必要があります。
つまり、赤湯は泉源から近ければ近いほど良いお湯であると言うこともできます。

月光園のお風呂のうち、游月山荘の露天風呂(阿福の湯、玉鉾の湯)は泉源から一番近いために泉質が良く、しかも源泉掛け流しです。
月光園にお越しの折はぜひとも源泉掛け流しの「阿福の湯」「玉鉾の湯」をご利用下さいませ。

有馬温泉月光園 奥平


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