鴻朧館
游月山荘

有馬温泉 月光園便り

有馬温泉 月光園よりお得な情報をお伝えします。

【有馬からの四季便り】色付く秋の有馬温泉・柿も見かけられるようになりました。

今日も元気にこんにちは!毎度おなじみ月光園便りを更新致します!


さて、秋に向けて紅葉が始まっております有馬温泉、

今回は有馬の山や街中で見かけられている【柿】についての記事でございます!

※有馬温泉町の一角にある「柿の木」、まだ黄色に近く食べ頃では無いようでした(渋柿かもしれない・・・;)



柿は、中国の長江から発祥し、弥生時代に日本に伝わったと云われています。
熟した果実は食用とされ、幹は家具材として用いられている日本人にも近しい、まさに秋の植物です。
その葉は、お茶の代わりとして加工され飲まれることもあります。

また、果実はタンニンを多く含み、柿渋は『自然の防腐剤』として用いられています。
現在では世界中の温暖な地域(渋柿は寒冷地)で果樹として栽培されている等、身近な存在となっています。


※まんまる柿はとても可愛らしく、街中を歩きながら写真を撮っている人もいました。


★ちょっと知っておきたい!柿の渋抜き方法♪
 美味しい柿が食べたいけれど、渋いのがちょっと・・・という人の為に調べてみました。
 上手く渋を取り除く事で、ご家庭でも満足の行く「美味しい柿」を楽しみましょう!

◎渋抜きの方法?
 ・アルコール漬けにする(樽柿)。
 ・アルコールを掛ける。
  35度のアルコールを少量振りかけ(20 – 30kgに湯飲み1杯程度)、容器(何でもよい)に密封して1週間置く。
 ・乾燥させる(干し柿) → あんぽ柿、市田柿は干し柿の一種。
 ・湯抜き(35 – 45℃の湯に浸ける)。
 ・米・米ぬかにつける。
 ・炭酸ガス脱渋(大量の渋柿を加工する業務用の方法。(家庭でもドライアイスを使えば可能))。
 ・容器にりんごと一緒に入れ密封して一週間置く(この時、りんごも美味しくなるので一石二鳥です)。



これからどんどん有馬温泉は紅葉も色付き、秋真っ盛りとなっていきます。
有馬大茶会等も開催され、ますます賑やかになっていく有馬温泉。
是非一度、この機会に「関西の奥座敷」へお越し下さいませ!


月光園