鴻朧館
游月山荘

有馬温泉 月光園便り

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10月の会席料理の内容 游月山荘

皆様、こんにちはー。
有馬温泉 月光園の西城でございます。
さて、今回は游月山荘の『季節の京会席』の内容のご紹介でございます。
それでは、おしながきの一部ではございますが、
2018年10月の会席の内容をより詳しくご紹介をさせて頂きます。今回は游月山荘編です。

~游月山荘~

先附

胡桃豆富
(旬の胡桃をペースト状にしたものを葛豆富に練り込み、コクと弾力が出るようにじっくりと時間をかけて練り上げ、コクと風味があとを引く胡桃豆富に仕上げています。
胡桃は「植物性の卵」と言われるほど、タンパク質が豊富で健康維持に不可欠な必須脂肪酸も多く含まれています。
公孫樹の形にかたどった人参を飾り、山葵あんを掛けています。)

胡桃の香ばしさがアクセントになる、シンプルさの中に手間暇をかけた一品となっております。

八寸

丹波若鶏甲州焼き
(鶏ミンチとレーズンを合わせて焼いたもの。葡萄を使っているので甲州焼きと言います。)

紫芋茶巾絞り
(紫芋を裏ごし、味を付けて、紫芋の中に白あんを射込み茶巾にしたもの。)

干し無花果水晶羹
(乾燥させた無花果のこと。乾燥した無花果をもどし、蜜煮にした無花果をレモン風味のゼリー液で流し固めたもの。)

柿紅白奉仕巻
(柿に、合わせ酢を漬けた人参と大根を巻いたもの。)

紫芋や柿といった秋の味覚を取り入れた八寸となっております。

煮物椀:

むこご雲丹真丈
(魚肉に練り雲丹を混ぜ合わせたすり身をつくり、むかごを入れ蒸しあげたもの。
むかごはヤマノイモ属のつるの葉のつけ根に秋に生じる小粒の玉をむかごという。)

焜炉

今月は黒毛和牛の出汁しゃぶです。
ブレンドした削り節で取った出汁で味付けしました。香り良く、深みとコクのあるお出汁に仕上げています。
お好みで柚子胡椒を混ぜ込んだ大根卸しを入れて召し上がって頂きます。

柚子胡椒で味のアクセントを付ける前に、出汁の味を是非一度味わってみて下さい!!

蓋物

秋茄子の羽二重蒸し
(焼き茄子を卵で蒸し固めた蒸し物。
天盛に海老やオクラ、紅葉麩を飾り、餡の中に蟹身と色々な茸を入れ、生姜風味の餡をたっぷりと掛けた彩り豊かな蓋物です。)

椎茸をはじめとする具材がたっぷりの天盛りの風味にほっこりとしそうなお料理です。

揚物

名残り鱧豊年揚げ
(鱧といえば夏のイメージですが、晩秋の鱧もとてもおいしい。
9、10月にかけ子を放した後一旦やせ細り、これからの冬の冬眠の為、沢山の餌を食べ栄養を付けている為。
鱧に玄米をつけて揚げています。)

秋鮭香り揚げ
(秋鮭に紫蘇とチーズを挟んで揚げています。)

栗甘露煮白扇揚げ
(蜜煮にしたほんのり甘い栗を葛粉をつけて揚げました。)

 

游月山荘のご紹介は以上です。

鴻朧館と同様、こちらも旬の食材を取り入れ、
当館の料理人が手間をかけた季節を感じて頂ける内容となっております。
徐々に深まる本格的な秋を目や舌で感じて頂けるように、
名残りの食材を取り入れながら、山と海の味覚を楽しんで頂けるよう料理作りをしていますので、
是非、当館へお越しの際はご賞味下さい。

10月のお品書きはこちらから

今月の会席料理のご紹介はここまでです。
それでは〜。

平成30年10月11日(木)
有馬温泉 月光園 西城

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