鴻朧館
游月山荘

有馬温泉 月光園便り

有馬温泉 月光園よりお得な情報をお伝えします。

神戸風鈴で涼やかに★

皆様、こんにちはー。
有馬温泉 月光園の西城でございます。
 
鴻朧館のロビーにある『季節の飾り付けコーナー』。
この月光園だよりでも何度かご紹介させて頂いたことがございますが、
現在はその場所から「チリン♪チリン♪」と軽やかな音がしています。
その正体は…風鈴です。

とっても華やかで、ふわっと空気の流れを感じると、
涼やかな音を感じて目と耳と肌で爽やかさを感じることが出来ます。
 
展示されているのは『神戸風鈴』。
兵庫県西宮市の緑に囲まれたところにある吹きガラス工房「甲山ガラス工房」でつくられた風鈴です。
海をイメージした優しい青色の模様をはじめ、レトロな美しさの乳白色も人気で、新たな神戸の名品として注目が高まりつつあります。
ロビーの一角でどなたでも楽しんで頂けますので、お越しの際は、是非近付いて見て下さい。
 
風鈴の色柄は、ガラス素材が夏らしさを感じさせる透明感あるものから淡い色・パキッとした色まで揃っていますので、
お気に入りを見つけるのも楽しいですよ。
季節感あふれる写真も沢山撮って下さいね~。

なんと、月光園でこの風鈴を購入して頂くことも出来ます。

有馬温泉のお土産としてもピッタリ☆といことで、
ご興味をお持ち頂いた方は、スタッフまでお気軽にお声掛け下さい♪

 
それでは~。

平成30年7月17日(月)
有馬温泉 月光園 西城

皆様からの「いいね!」をお待ちしております♪
月光園公式Facebookページはこちら>>>

ちょっとブレイク★月光園の喫茶コーヒーのお話

皆様、こんにちはー。
月光園游月山荘で「おみやげ品コーナー」と喫茶店「パノラマラウンジ 具楽須」の担当をしております市丸と申します。
 
こちらのブログに寄稿するのは数年ぶりになりますが、機会があれば今後ともこちらで売店のオススメ商品や喫茶の新商品などの情報を書かせていただきたいと考えていますので、今後ともよろしくお願いします。
 
さて、先日 林さんが書いて下さった「月光園の珈琲レベルが上がった話。」は読んでいただけましたでしょうか?まだの方は7月2日の投稿ですので、よろしければぜひドロップダウンして見てみてください。
今回は皆様に林さんの記事にもありました「スペシャルティコーヒー」のご案内をさせて頂きたく、本文を寄稿させていただきました。
 
当店では成田珈琲さんより「スペシャルティコーヒー」を仕入れています。
「スペシャルティコーヒー」の定義は、実は国や組織によってあいまいで細かく定まっていないのですが、多くの場合で共通しているのは、
●栽培に適した生産地、生産者、良質な豆の選定、処理方法、加工方法から流通ルート、そして最後のカップに至るまでの全ての行程がプロの手によって最適に行われ、徹底して管理され、かつ素性が分かる、おいしいと評価された珈琲
●上記の生産方法の為、生産数が少なく、翌年も同じものが作られる=飲めるとは限らない。
という点。
 あらゆる行程でそれぞれのプロが手間暇をかけ、通常の珈琲よりもさらにこだわった仕事を行われたと証明される希少な豆が、「スペシャルティ」と認められるのです。
 また、産地や品種で異なる特徴を持つ珈琲豆本来の味を感じて頂くために、焙煎は通常の豆よりも比較的「浅煎り」で行われることも特徴です。
結果、「苦味」は少なめで、代わりに豆それぞれがもつ「風味」や「酸味」「香り」が表れてきます。
 
そんなこだわりのコーヒーを、当店では成田珈琲さんの紹介の元、月替わりで仕入れてご提供しております。
 
7月は、先日W杯で日本代表が勝利した事でも記憶に新しい「コロンビア」の、ウイラ地方で作られた「ヴィジャ ファティマ ブルボン」です。
「ヴィジャ ファティマ」は生産者が住む町の名前で、東京ドーム半分くらいの土地を複数の農家が家族総出で栽培し、カミーロ・メリサルデさんが責任者としてまとめています
なお、「ブルボン」はフランス王朝とかお菓子の名前みたいですが、コーヒーの品種名だったりします。
標高1,800m前後で栽培されたこの珈琲豆は、やわらかくも華やかな香りとほどよい酸味が口内で広がり、雑味が抑えられたクリーンな飲み口が素晴らしく、全体的に整っているが特徴です。砂糖も入れていないのにほのかな甘みを感じるのには私も驚きました!!

せっかくのご旅行、家族や仲間と過ごす特別な時間・・・共に楽しむコーヒーも特別≪スペシャルティ≫にしてみてはいかがですか?

平成30年7月13日(金)
有馬温泉 月光園 市丸

皆様からの「いいね!」をお待ちしております♪
月光園公式Facebookページはこちら>>>

この中から新メニューに選ばれるのは…!? 第21 回「月の座 出品料理コンテスト」開催!

先日2018年7月10日(火)に、月光園 社内公募形式の年2回開催 恒例行事・・・
第18回「月の座 出品料理コンテスト」が行われました!

「月の座 出品料理コンテスト」とは?
月光園 游月山荘のビュッフェレストラン「月の座」に並ぶ新たな料理メニュー案を
調理場の若手~中堅の方々から募り、見事1位を獲得したメニューは
実際に「月の座」のメニューに起用されるという、
“料理に対する創作意欲を磨くこと”を目的とした月光園内のコンテストでございます。

今回は夏らしい食材を使用したものやさっぱりと食べられるお料理が揃いました。
味・見た目(彩り)・季節感…様々な視点で工夫が凝らされたものばかりです。
折角ですので、ご紹介させて頂ければと思います。

揚げの中に海老が入った一品です。噛むと揚げのジュワッとしたした食感と海老のプリプリとした食感が楽しく、旨味が口一杯に広がります。

海鮮のカルパッチョです。新鮮な海老や帆立を野菜と一緒に食べるヘルシーなお料理。
女性に好まれそうなお料理です。

夏野菜のおひたし。ゴロゴロとした食感のお野菜をおじゃことあえておひたしにした品。
黄色くて甘いコーンが見た目と味のアクセントになっています。
ポン酢しょうゆの味付けが美味しかったです。

夏野菜のテリーヌ。食感がツルっとして食べやすかったです。
ソースも2種類楽しめるところが面白く思いました。
盛り付けもおしゃれで、彩りもきれいです。

枝豆のムースです。豆の風味が特徴的で優しい甘さがふんわりと広がります。
スイーツ系料理の登場が女子としては嬉しかったです。

果たして、どのメニューが採用に至るのか。
月光園ビュッフェレストラン「月の座」へお越しの際は、
ちょっと意識して見るとひっそり採用メニューがあるかもしれませんよ♪

平成30年7月12日(木) 
有馬温泉 月光園 西城

皆様からの「いいね!」をお待ちしております♪
月光園公式Facebookページはこちら>>>

7月の会席料理の内容 游月山荘

皆様、こんにちはー。
有馬温泉 月光園の西城でございます。
さて、今回は游月山荘の『季節の京会席』の内容のご紹介でございます。
それでは、おしながきの一部ではございますが、
2018年7月の会席の内容をより詳しくご紹介をさせて頂きます。今回は游月山荘編です。

~游月山荘~

先附

玉蜀黍豆富
(今が旬の玉蜀黍の実をミキサーにかけ裏ごしピューレにする。
玉蜀黍にピューレを入れ練りあげた玉蜀黍豆富。)

八寸

紅鮭鳴戸巻
(紅鮭を鳴戸模様に巻いたもの)

丸十レーズン茶巾
(丸十を潰したものに味を調え、レーズン入れ茶巾に絞ったもの。)

凍り蒟蒻
(蒟蒻を冷気にさらして凍らせ、乾燥したものを炊いた蒟蒻。)

枝豆松風
(魚のすり身に味をつけ、枝豆の身を混ぜ込み蒸し上げた料理。)

煮物椀:

魚素麺
(魚のすり身を素麺状にしたもの。)

蛇の目胡瓜
(蛇の目のように太い輪の形に作ったもの。)

焜炉

今月は塩スープ仕立ての鍋です。
鶏ガラスープ塩ベースに味付けしたスープです。

蓋物

土用の日もあるので鰻を使い蒲焼きにし、玉子に新牛蒡を入れて蒸しあげました。
新牛蒡の玉〆の上に鰻の蒲焼きを置き、さらに冬瓜を包み蒸した料理。
餡には蟹身と錦糸を入れ、生姜風味の餡を掛けています。
見た目にも冬瓜の緑色と生姜を効かせた餡でさっぱりとした涼しげに感じる蓋物です。

揚物

鱸おかき揚げ
(旬の鱸におかきをすり潰したものを衣替わりにつけ揚げたもの。)

海老東寺巻
(海老に湯葉を巻き、揚げたもの。東寺とは湯葉の別名で京都の東寺で作られたことからこの名がある。)

無花果
(いちじくをクチナシで色付けした天婦羅粉で揚げたもの。)

米茄子挟み揚げ
(米茄子に生ハムと大葉しそを挟んで揚げたもの。油と相性が良く、揚げて火を通すことで味わいが豊かになります。)

 

游月山荘のご紹介は以上です。

【煮物椀】の魚素麺は夏の定番の”素麺”を月光園風に仕上げたもの。
こういう”季節”と”旅館”のコラボレーションも楽しいですね。

【焜炉】の牛塩スープ鍋は胡麻ポン酢で頂きます。
胡麻のコクとポン酢の酸味で頂くお鍋は美味しい焜炉の定番です。
柔らかいお肉がたまらない1品です。

【揚物】は海老東寺巻の湯葉の衣のサクサクとした食感が面白かったです。
黄色い揚物は無花果です。
甘い揚物は『こんな食べ方は珍しい』と思えるお料理です。

鴻朧館と同様、こちらも旬の食材を取り入れ、
当館の料理人が手間をかけた季節を感じて頂ける内容となっております。
お客様にはんなりと涼しげさや爽やかさを感じて頂けるように色の取り合わせなどにも配慮しながら料理作りをしているので、
是非、当館へお越しの際はご賞味下さい。

7月のお品書きはこちらから

それでは、今月の会席料理のご紹介はここまでです。
また、来月もご紹介させて頂きますのでご覧頂ければと思います。

平成30年7月10日(水)
有馬温泉 月光園 西城

皆様からの「いいね!」をお待ちしております♪
月光園公式Facebookページはこちら>>>

7月の会席料理の内容 鴻朧館

皆様、こんにちはー。
有馬温泉 月光園の西城でございます。
 
さて皆様、7月のおしながきはもうご覧頂けましたでしょうか。
毎月、当館の調理場が工夫を凝らして『季節の京会席』の内容を考えておりますので
楽しみにして頂けると幸いでございます。

それでは、おしながきの一部ではございますが、
2018年7月の会席の内容をより詳しくご紹介をさせて頂きます。

今回は鴻朧館編です。

~鴻朧館~

先附

鱧湯引き
(関西では夏の味覚として欠かせない味の食材です。旬の鱧を素早く80%くらいに湯で茹でる調理法。)
染め分け豆富(紅白に分けた葛豆富)
無花果
(無花果を火で炙ったもの。いちじくは「無花果」と書きますが、花がないわけではありません。いちじくの中に小さな花をつけるため外からは見えません。半分に切ると赤い粒々が沢山あります。それが花です。辛子を練り込んだ少し辛みのある辛子酢味噌。旬の無花果、脂がのった鱧。器の中で夏を感じて頂ける一品です。)

八寸

紅鮭赤米すし
(黒米で炊いたすし米を紅鮭で包み、法月の実に見立てた寿司。)
山桃水晶羹
(旬の山桃をシロップ漬けにしたものを、ゼリー液で流し固めたもの。)
海老松前漬
(海老を昆布の旨味を加えた合わせ酢に漬け込んだ料理。北海道の松前地方は昆布の名産地であったので、昆布を用いる料理に松前の名を使う)
鱸けしのみ焼き
(西京味噌をみりんと酒でのばした漬け床に旬の鱸を漬け込んだものを焼いたもの。)

煮物椀:

鮑葛打ち
(鮑に葛粉をまぶして茹でた調理法。)
焼き茄子羽二重蒸し
(羽二重とは絹織物の羽二重にように滑らかで柔らかく仕上げた料理。)

焜炉

今月は神戸牛のレモン鍋です。
塩ベースのスープ出汁で添えてあるレモンの果汁を入れて頂き、
さっぱりとした味のお鍋に仕上げています。

冷鉢

蓮根麺
(蓮根麺は小麦粉に蓮根のすり卸したものを練り込んだ麺です。
金目鯛淡々煮(淡々煮とは、素材の旨味を凝縮し、あっさりとした味わいにする炊き方。
冷やし鉢は夏の季節をストレートに表現し、焜炉で暖かい料理の後に出る、よく冷した冷鉢を出すことで涼感を演出した一品です。)

揚物

鰻金麩羅
(ふっくらと焼き上げた鰻をクチナシで色付けした天婦羅粉をつけて揚げたもの。)
蟹、チーズ東寺巻
(蟹の身とチーズを湯葉で巻き揚げたもの。)
甘唐辛子
(夏が旬の甘唐辛子は一般の唐辛子より辛みが少なく、肉質も柔らかく独特な風味と甘さをもち、とっても油との相性が良いです。)

 

鴻朧館のご紹介は以上です。
今月も旬の食材を取り入れ、季節を感じて頂ける内容となっております。

今回は先附の無花果が存在感が抜群でした。
丸くて紅い見た目が夏の太陽を連想させるような華やかさとなっています。

【焜炉】はレモン鍋ということで、酸味でお肉を楽しむことが出来る品となっております。
【冷鉢】も夏ならではです。涼しさや爽やかさも表現しておりますので、
是非、目と舌で味わって頂けますと幸いです。

7月のお品書きはこちらから

それでは、次回は游月山荘の会席をご紹介致しますので
また、月光園だよりをご覧頂ければ幸いでございます。

平成30年7月10日(火)
有馬温泉 月光園 西城

皆様からの「いいね!」をお待ちしております♪
月光園公式Facebookページはこちら>>>